品質保証の職務経歴書では、対象製品・対応する相手・担当した品質業務と自分の役割を分けましょう。顧客への説明、原因調査の調整、監査、品質文書の整備などを、実際に行った範囲と確認できる結果で伝えます。
NEXT STEP
品質保証の年収ポジションをデータで確認する
公的統計の参考値と現在年収を比べ、次に確認したい求人条件を整理できます。
品質保証として、自分が何を担当したかを書き出す
同じ品質保証という職種名でも、顧客品質、監査、品質文書、是正対応などの担当範囲は職場で異なります。対象製品や関係部門、担当期間を先に整理しましょう。
生産・品質管理技術者の公的職業情報は関連する業務の参考になりますが、品質保証だけの書類作成基準ではありません。以下は職務経歴を整理するときのチェック項目です。
- 対象製品・工程・取引先の区分(固有名は必要に応じて伏せる)
- 顧客・社内・仕入先のどこと対応したか
- 調査、報告、文書作成、判断、承認のどこを担当したか
- 補助・担当・主導と、他部門との役割分担
顧客対応は、調査と報告の役割を分ける
不具合対応を経験した場合は、情報収集、関係部門への確認、報告書の作成、顧客への説明など、自分が行った作業を分けます。原因を調べた部門と、取りまとめた自分の役割が違う場合は明示しましょう。
「不具合を解決した」とまとめるより、どの情報を確認し、誰と調整し、結果をどう確認したかを説明します。顧客の機密情報や非公開の不具合内容は記載可能な範囲へ置き換えます。
監査と品質文書は、参加と主導を区別する
監査への同席や証拠資料の準備と、監査計画や実施を主導した経験は分けて記載します。品質文書も、自分が改定案を作ったのか、承認権限を持っていたのかで役割が異なります。
関連規格については、受講・学習と実務での対応を分け、確認できる経験を伝えましょう。
是正対応は、行動と確認結果をつなげる
課題、自分の行動、関係部門の対応、効果確認の順で整理します。再発件数や処理期間などを使う場合は、集計対象と期間、比較条件を確認してください。
数値が不明な場合は、記録の対応関係、報告手順、確認項目の整理など、実際に変わったことを文章で説明できます。実施した対策から効果を自動的に推定しないようにします。
記入例:品質文書の整理を補助した場合
以下は当サイトが作成した架空例で、実際の利用者や転職成功事例ではありません。
【担当】品質文書の改定に補助として参加し、関連文書と改定履歴の整理を担当。文書の承認は品質責任者が実施。
【行動】先輩の確認を受けながら、文書ごとに改定理由と関連手順を一覧へまとめた。
【結果】文書間の対応を確認できる一覧を作成した。確認時間の短縮は測定していないため、数値として記載しない。
複数の経歴を整理し、応募先に合わせて見直す
担当業務と関わり方を、担当・プロジェクト単位で期間順に整理します。開始時期が曖昧なものは無理に断定せず、確認できる範囲で記録してください。
メモを確認し、応募先の仕事に接点がある経験から伝えましょう。未入力の経験や成果は補完せず、指定書式や事実関係を確認して書類へ整えます。
CROSS GUIDE
関連職種も比較する
参考資料
一次情報・公的情報を優先し、記事内の事実確認に使用しています。